室津海駅館

室津海駅館は、近世から近代にかけて廻船問屋として栄えた「嶋屋」の遺構です。建物は、江戸後期に立てられたもので、明治6年に一部増築されています。

切妻平入り本瓦葺き二階建てという室津の町家の特徴をよく残しており、座敷回りの意匠が優れています。

館内の展示は、海の宿駅として栄えた室津の歴史を示すように、「廻船」「参勤交代」「江戸参府」「朝鮮通信使」の4つのテーマで展示されています。江戸参府というのは、長崎出島のオランダ商館長が、通商免許のお礼として、毎年、江戸の将軍に拝礼し御土産物を献上したことです。

現在、たつの大河物語の一環として企画展が行われており、源平の争乱が描かれている絵馬が展示されています。(24日まで)関連記事

絵馬といっても大きめのホワイトボードぐらいの大きさのものです。館内には、撮影禁止の表示があり、このブログでお見せできませんが、お越しの際は、ぜひご覧ください。


入館料は、高校生以上200円

開館時間9時30分~17時

休館日 祝日を除く月曜日、祝日の翌日(土日祝除く)、毎月末日(この日が定期休館日の時翌日)、年末年始

座敷の利用もできるようです。(要問合せ)

問い合わせ先

室津海駅館 079-324-0595

室津民俗館との共通券もあり、どちらかの館で300円(高校生以上)支払えば、両方利用できます。

たつの市のホームページにも詳細が載っています。

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